のぼりと苦い思い出

私はのぼりを見るとある出来事が思い出されます。

私は大学生の時にあるコンビニで働いていたのですが、失敗ばかりしていました。

コンビニの店長に怒られてばかりで正直アルバイトやめようと思っていました。

しかし同じアルバイトでかわいい子がいたので、続けていたのです。

ある日コンビニでキャンペーンをすることになりました。

私は普段のアルバイトの失敗を挽回しようと張り切っていました。

その時ちょうどおでんを始めることになっていてのぼりを作ることになりました。

私がアルバイトしていたコンビニは、個人に経営されていたので、自由にいろいろできたのです。

そして今回私は大学でデザインの勉強をしていたので、店長からのぼりのデザインを頼まれたのです。

私は昔からコミュニケーション能力が低く、コンビニの仕事は向いていないと思っていました。

昔から絵を描いており、デザイン展に行くことは大好きだったのです。

そのため今回デザインの仕事を頼まれて、自分の得意なことを取り組めるということでワクワクしていました。

できるだけかっこ良く芸術性の高いのぼりを作ることにしたのです。

しかし店長が求めていたのぼりと違っていたらしく出来上がりを見せたらかなり怒られました。

のぼりとデザインと芸術

のぼりづくりに芸術性は必要なく、販売を促進することだと言われました。

デザインも顧客が商品をつながるようにしなければいけませんでした。

全く見当外れなのぼりを作ってしまったのです。

のぼりづくりは自己満足では決していけないということを始めて知りました。

その後店長は、私ではなくもう一人の可愛いアルバイトの女の子に頼んだのです。

その子も大学でデザインの勉強をしていたのですが、私より優秀だったのと顧客がどうしたら買ってくれるのか徹底的に考えて作ってきたのです。

その子が作ったのぼりはよく出来ていて店長も大変褒めていました。

私は自信喪失に陥りました。

ただ私もデザインでは負けたくなかったので、恥を承知で彼女に作り方を聞くことにしたのです。

その子はまずのぼりを作るときにお客さんのイメージを徹底的に描くそうです。

詳細に顧客を思い浮かべて、どうしたらわくわくしてくれるか考えてアイデアをひねるみたいです。

そのコツを知ってから私は、デザイン力が大幅にアップしました。

やはりデザインと芸術は違うのだということをよく知るべきだったと思いました。

その後彼女とは仲が良くなり、付き合うことになったのです。

そのためのぼり作りは手痛い経験だったけれども結果としてよかったと思いました。